3 月26 日日曜日に東京都支部主催のVR 体験会を行いました。

場所は新宿御苑駅近くにある東京在宅センター会議室をお借りして、一般社団法人デジタルステッキ様にVR コンテンツのご提供をいただきました。

あいにくのお天気でしたが、一般・障害者・介助者含め約12 名の方にご参加いただきました。今回は参加者みんなで楽しめるイベントで、VR 空間に対して障害者も健常者も笑いあり、驚きあり、みんな興奮して楽しまれていました。


今回体験できたコンテンツは、VR 旅行・VR 吹き矢・VR アートの3 種類でした。

VR 旅行は、ゴーグルを装着すると目の前にキレイな芝桜が一面に広がってその奥に富士山が見えるという場所に自分がいるという景色が広がっていました。

実際に河口湖付近で撮影した映像が見れるようになってます。

映像を撮影した目線が1.5m くらいなので、まるで自分がそこに立ってる錯覚にも感動しました。


VR 吹き矢は、目の前に吹き矢の的があり自分で「フー」っと息を吹くと筒から矢が飛んでいき的に当たって、得点も出るのでみんなで点数を競い合いました。

私たち頸髄損傷者は息を吐く力が弱いこともあって矢が飛ばなかったりして苦労しましたが、楽しく遊べました。ある参加者は「これは呼吸筋のリハビリとしてはとてもいい」と感激していました。実際、呼吸機能のトレーニングとしての効果も実証されているみたいです。これは何度やっても楽しめるコンテンツでした。


VR アートは、コントローラーを使ってバーチャル空間に絵を描くという内容で、介助者の方も楽しまれていました。

絵を描くという単純作業ですが、VR 空間となると面白さが格段に上がりみなさんハマっていました。